
新年あけましておめでとうございます。
令和八年(二〇二六年)の年頭にあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
旧年中は、光國寺の護持発展に際し、門信徒の皆さまをはじめ、多くの方々より格別のご厚情とご協力を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまをもちまして、つつがなく新年を迎えることができましたこと、衷心より御礼申し上げます。
さて、振り返りますと、当山におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響がようやく落ち着きを見せ、諸行事をほぼ従前の形にてお勤め申し上げる一年となりました。五月の永代経法要、十一月の報恩講法要には、多くの皆さまにご参詣賜り、また尊いご懇志をお寄せいただきましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。
報恩講法要におきましては、二日間にわたり雅楽を用いてお勤めいたしました。雅楽は神社の音楽として知られておりますが、大仏開眼法要の際に我が国へ伝えられたとも伝えられ、仏教とも深いご縁を有する音楽であります。お経の音楽である声明と同様、仏法を荘厳する大切な響きでございます。
本日の修正会でもお勤めいたしました「正信偈六首引き」は、節を伴う声明であり、雅楽とも通じる音楽的要素を備えております。報恩講二日目のお勤めは、いわば雅楽と声明が相まって響く、荘厳なる法要となりました。ご関心をお持ちの方は、光國寺チャンネルの動画をご覧いただければ幸いに存じます。
本年も、阿弥陀如来の大いなるお慈悲のもと、お念仏申す日々を大切に歩んでまいりたいと存じます。皆さまにとりまして、この一年が安穏にして意義深き年となりますことを、心より念願申し上げます。
浄土真宗本願寺派・光國寺 住職・石黒大

